オフでの知り合いとか友達とか先輩に見られたら恥ずかしすぎる日記。だったら自重しろって話です。
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ひばつな十年後。よくわからん。
「ああ、そうか」
バルコニーで、満天の星空の下、突き刺さるような冷たい空気のなか、微笑んだ。
「淋しかったんだなあ」
俺は。
白く変わった呼気が霧散して、それから、ポケットから携帯電話を取り出した。
もう、何回かけたかわからない、今は、チリ?いや、確か日本だ。
「あ、もしもし?」
『‥‥‥どうしたの、こんな時間に』
「いえ、深い意味はないんです、今、日本ですか?」
『うん、君は?イタリア?』
「いえ、フランスです。ねえ、ひばりさん、こっちは星がきれいです。金平糖を広げたみたい」
『こっちは何にも見えないよ。そうだね、せいぜい月が見える程度かな』
「‥‥‥同じ、月ですね」
『‥‥‥うん』
たぶん、電話の向こう、同じように見上げてるんだろう、雲雀さんが近くに感じた。
電話って便利だけど不便。
「ああ、そうか」
バルコニーで、満天の星空の下、突き刺さるような冷たい空気のなか、微笑んだ。
「淋しかったんだなあ」
俺は。
白く変わった呼気が霧散して、それから、ポケットから携帯電話を取り出した。
もう、何回かけたかわからない、今は、チリ?いや、確か日本だ。
「あ、もしもし?」
『‥‥‥どうしたの、こんな時間に』
「いえ、深い意味はないんです、今、日本ですか?」
『うん、君は?イタリア?』
「いえ、フランスです。ねえ、ひばりさん、こっちは星がきれいです。金平糖を広げたみたい」
『こっちは何にも見えないよ。そうだね、せいぜい月が見える程度かな』
「‥‥‥同じ、月ですね」
『‥‥‥うん』
たぶん、電話の向こう、同じように見上げてるんだろう、雲雀さんが近くに感じた。
電話って便利だけど不便。
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