オフでの知り合いとか友達とか先輩に見られたら恥ずかしすぎる日記。だったら自重しろって話です。
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ひばつな子で少しスレツナ!
長い飴色の髪が雨に濡れて制服に張りつく。うっとうしそうに、綱吉は手で髪を握り水を落とす。
「そんなことしても、また濡れるだろ」
「わかってますよ」
眉をしかめながら空を見上げる。跳ね放題の髪が落ち着いた様子で、何時もとは違う姿を彼女は見せて。
色を変えたプリーツスカートからは、細身の、丸みのある女らしい足がのびている。白い靴下に、跳ねた泥が点々とあとを残していた。
「まさか、いきなり降るなんて」
「教科書へいき?」
「あー、だめかも。まあ、乾かせば文字は読めますよ。多少不恰好でも」
「ひどいようなら、新しいの用意させる」
「ん、ありがとうございます」
ふたりして雨の中をのんきに歩く。雨宿りとか、傘を買うとかの発想はない。とりあえず、向かうは雲雀のアパート。
雲雀の学ランは、綱吉の肩のうえ。いつも彼が着ているように。下着が透けるとかけられた。
でも、と綱吉は雲雀をチラ、と見る。正確には、雲雀のシャツを。
彼は綱吉のシャツが透けるというけど、かれのだって、透けて張りついて、肌色を見せる。
何だか、そういう気分になってしまう。
無性にいらついて、横を歩く雲雀の足を蹴飛ばした。
「なにするのさ」
「自覚してくださいよ鈍感」
「は?」
‥‥‥さっさと密室に入って押し倒そうと決めた。あとはしらない。(きっとこのひとのねつがあがるからねつをあおってくれるぐちゃぐちゃにしてくれる、きすを、してくれる)
憂鬱なんて所詮たいしたものじゃない
でんしゃのなかでぱちぱち。
長い飴色の髪が雨に濡れて制服に張りつく。うっとうしそうに、綱吉は手で髪を握り水を落とす。
「そんなことしても、また濡れるだろ」
「わかってますよ」
眉をしかめながら空を見上げる。跳ね放題の髪が落ち着いた様子で、何時もとは違う姿を彼女は見せて。
色を変えたプリーツスカートからは、細身の、丸みのある女らしい足がのびている。白い靴下に、跳ねた泥が点々とあとを残していた。
「まさか、いきなり降るなんて」
「教科書へいき?」
「あー、だめかも。まあ、乾かせば文字は読めますよ。多少不恰好でも」
「ひどいようなら、新しいの用意させる」
「ん、ありがとうございます」
ふたりして雨の中をのんきに歩く。雨宿りとか、傘を買うとかの発想はない。とりあえず、向かうは雲雀のアパート。
雲雀の学ランは、綱吉の肩のうえ。いつも彼が着ているように。下着が透けるとかけられた。
でも、と綱吉は雲雀をチラ、と見る。正確には、雲雀のシャツを。
彼は綱吉のシャツが透けるというけど、かれのだって、透けて張りついて、肌色を見せる。
何だか、そういう気分になってしまう。
無性にいらついて、横を歩く雲雀の足を蹴飛ばした。
「なにするのさ」
「自覚してくださいよ鈍感」
「は?」
‥‥‥さっさと密室に入って押し倒そうと決めた。あとはしらない。(きっとこのひとのねつがあがるからねつをあおってくれるぐちゃぐちゃにしてくれる、きすを、してくれる)
憂鬱なんて所詮たいしたものじゃない
でんしゃのなかでぱちぱち。
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