オフでの知り合いとか友達とか先輩に見られたら恥ずかしすぎる日記。だったら自重しろって話です。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ひばつな。中学生。
若干つなひばっぽい。若干。
なんでだろ、雲雀受け嫌いなのに受けっぽくなるのはなんで‥‥‥?
「っ、」
「きみなんて、だいきらいだ」
ひっぱたかれて鉄錆臭いものが鼻のなかを伝う。あわてて上を向けば、今度は喉に伝ってきた。生ぬるく塩辛い。気持ち悪い。
「ひはり、さ」
「何言ってるのか分かんない。なんなの、君」
ぎろり、と睨み付けてくるその目を、真正面からうっかりと見てしまった。
そんな場合じゃないのに、どくり、と高鳴る、胸が。
「僕は、君なんて」
目、赤くして、潤ませて。
「大嫌い‥‥‥!」
―――思わず彼を抱き寄せた。一度強ばったからだが、ゆるゆると弛緩する。まだ情けないことに鼻血は止まってないし、というかだらだらと流れ続けてるけど、彼は拒まなかった。
糊のきいたワイシャツに、じわりじわりと赤黒く血が滲むのにも、何も思わないのか、こちらにわずかだけれども体重を預けてきた。
「‥‥‥あなたが俺を嫌いでも、別にかまいません。大好きです、雲雀さん」
「‥‥‥っ、この、マゾ」
「うーん‥‥‥否定できませんねぇ」
は、と肩口に熱い息。湿った感じがするから、きっと少し泣いてるんだろう。
「きみがそんなだから、僕がダメになるんだ‥‥‥」
いくらなんでもそれは、とおもいながらもたしかに、否定はできなかった。
ちっちゃいひばりさんはかわいい。びっくりするくらいかわいい。
若干つなひばっぽい。若干。
なんでだろ、雲雀受け嫌いなのに受けっぽくなるのはなんで‥‥‥?
「っ、」
「きみなんて、だいきらいだ」
ひっぱたかれて鉄錆臭いものが鼻のなかを伝う。あわてて上を向けば、今度は喉に伝ってきた。生ぬるく塩辛い。気持ち悪い。
「ひはり、さ」
「何言ってるのか分かんない。なんなの、君」
ぎろり、と睨み付けてくるその目を、真正面からうっかりと見てしまった。
そんな場合じゃないのに、どくり、と高鳴る、胸が。
「僕は、君なんて」
目、赤くして、潤ませて。
「大嫌い‥‥‥!」
―――思わず彼を抱き寄せた。一度強ばったからだが、ゆるゆると弛緩する。まだ情けないことに鼻血は止まってないし、というかだらだらと流れ続けてるけど、彼は拒まなかった。
糊のきいたワイシャツに、じわりじわりと赤黒く血が滲むのにも、何も思わないのか、こちらにわずかだけれども体重を預けてきた。
「‥‥‥あなたが俺を嫌いでも、別にかまいません。大好きです、雲雀さん」
「‥‥‥っ、この、マゾ」
「うーん‥‥‥否定できませんねぇ」
は、と肩口に熱い息。湿った感じがするから、きっと少し泣いてるんだろう。
「きみがそんなだから、僕がダメになるんだ‥‥‥」
いくらなんでもそれは、とおもいながらもたしかに、否定はできなかった。
ちっちゃいひばりさんはかわいい。びっくりするくらいかわいい。
PR
この記事にコメントする