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オフでの知り合いとか友達とか先輩に見られたら恥ずかしすぎる日記。だったら自重しろって話です。
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山花です。ナチュラルにヒバツナ子前提ですが。山本不在。どっちかっていうと山→花。
女の子たちの会話です。


















「記憶を抹消したい」
綱吉の部屋、そうやって頭を抱えるのは、黒髪の四人のなかで一番大人―――だったはずの少女。
綱吉と京子とハルは、お互いに顔を見合わせた。


「ま、まあ、黒川。山本、良い奴、だよ?」
「がきんちょに変わりはないでしょうが‥‥‥!」
組んだ指の間からぎろり、と睨まれて、綱吉はひい!とハルの腕にしがみついた。ハルは、だいぶうれしそうな顔をした。(はひぃ!役得ですぅ!)
「それに沢田、あんたにべったりじゃないの、獄寺とセットで」
「ちがいますぅ。俺にべったりなのは雲雀さん。あの二人はただの友達」
のろけか。とはいわない。いつものことだから。
「それにしても、ハルは、山本さんがそんなハレンチな人だなんて知りませんでした!」
「はっハルっ!」
「いきなりキスするだなんて―――」
「ハル」
黒川の低い声。ハルがびくりと身を強ばらせる。
「それ以上思い出させないでくれない?」
「でっでも黒川、ほっぺたじゃんか―――」
「沢田?」
「ごめんなさいっ!」
はあ、と黒川は深いため息を吐いた。
「何であたしが、あのお猿のことで悩まなきゃなんないのよ‥‥‥」



「ねぇ花、山本くんのこと、好きなんじゃない?」



だから悩むんだよ、と、にこにこほほえむ京子の言葉に。
顔をあげ、目を丸くし、ぽかんとした彼女は、しばらく微動だにしなかったそうな。
(おーい、くろかわー?)







なんか色々間違えた。
タイトルは、『賽は投げられた』ということで。
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ひばつなのつもり。電波。短い。


















暁に泥のように眠り、やがて水に身体も何もかも融けゆくような錯覚をみる。そして、ああ、彼がそれを飲み干すんだ。そうすれば何もかも一つになれる。二度と離れる事は無い。
「寂しいの?」
そうなのかもしれない。否定も肯定も出来ない。何故ならそれは全て真実を含むわけでは無いから。
兎に角、貴方が必要と云うだけなのです。





油断すると電波‥‥‥。
ひばつな短編、情事後、甘くない。エロくもない。雲雀さん視点。
現代でも十年後でもいけるけど、あえてここは中学生な彼らで!
































「馬鹿みたい」
ベッドのなか、自分に背を向けて膝を抱えて丸くなる、その、貧相な細い体に付く跡に、先程までの欲望が見えた。浅ましい、それは知っている。自分も、彼もだ。
「―――なにが?」
知らないふり。全部わかっていて、あえて彼に言わせたくなる。頭の悪くてずるい彼は、ときどきずれた答えを言うけれど。
「ぜんぶ、です」
「それは、この関係も?」
ほら、真実も含まれたあいまいな答えで、ごまかそうとするんだ。だから、真実の答えを突き付ける。すこし、あいまいにして。そう、ずるいのは彼だけじゃなくて。
「そ、です」
彼の背に指を這わせる。まるで残り火がくすぶるように、甘い声が落ちた。
「あ、ん、ふぅ、」
「‥‥‥やらしい」
女のようにあえぐ、でも、彼は真実男で、自分と同じ性、歪な関係。
いくら体を重ねたって、残るのは気怠さと誰にも言えない禁忌。
彼の肩をつかんでその唇に口付けて。
「―――ねぇ、欲しい」
琥珀の瞳を見つめて、ああ、なんだ、彼だって。
( 馬鹿みたい )
心の中でつぶやいて、もう一度彼と二人、シーツの海に溺れた。










色々ごめんなさ‥‥‥!
ひばつな子で少しスレツナ!

































長い飴色の髪が雨に濡れて制服に張りつく。うっとうしそうに、綱吉は手で髪を握り水を落とす。
「そんなことしても、また濡れるだろ」
「わかってますよ」
眉をしかめながら空を見上げる。跳ね放題の髪が落ち着いた様子で、何時もとは違う姿を彼女は見せて。
色を変えたプリーツスカートからは、細身の、丸みのある女らしい足がのびている。白い靴下に、跳ねた泥が点々とあとを残していた。
「まさか、いきなり降るなんて」
「教科書へいき?」
「あー、だめかも。まあ、乾かせば文字は読めますよ。多少不恰好でも」
「ひどいようなら、新しいの用意させる」
「ん、ありがとうございます」
ふたりして雨の中をのんきに歩く。雨宿りとか、傘を買うとかの発想はない。とりあえず、向かうは雲雀のアパート。
雲雀の学ランは、綱吉の肩のうえ。いつも彼が着ているように。下着が透けるとかけられた。
でも、と綱吉は雲雀をチラ、と見る。正確には、雲雀のシャツを。
彼は綱吉のシャツが透けるというけど、かれのだって、透けて張りついて、肌色を見せる。
何だか、そういう気分になってしまう。
無性にいらついて、横を歩く雲雀の足を蹴飛ばした。
「なにするのさ」
「自覚してくださいよ鈍感」
「は?」
‥‥‥さっさと密室に入って押し倒そうと決めた。あとはしらない。(きっとこのひとのねつがあがるからねつをあおってくれるぐちゃぐちゃにしてくれる、きすを、してくれる)


憂鬱なんて所詮たいしたものじゃない










でんしゃのなかでぱちぱち。
突発でひばつな。


















「泣き虫なんだね」
くすくすと笑いながら言われた一言に、か、と顔を赤くしたが、反論できなくて唇を噛んだ。じとり、とにらんだが、彼はうっそりと笑って、「さそっているの?」
と言った。そんなわけがあるか。
「あなた、サドでしょう」
「うん」
人の泣き顔、好きだよ。と言う。偽りなく本音なんだろう。
「さいていだ」
「そう、それで、きみ」
泣かされるのと啼かされるの、どっちがいい?
何か地雷を踏ん付けたらしいのに青ざめて、泣かされるほうが未だましだと思った。






なんなんだこれ。
あ、綱吉はえむでもふつうでもどっちでもいいよ。
ヒバツナ前提骸→ツナ短編、ツナ女体化、骸とツナ。
ツナ達が50代です。むしろ60近い。
何だかよく分かんない話。新年早々申し訳ない。






















しんでしまえばいいのに

「おやおや、物騒なことだ」
「おまえに言われたかあないね、骸」
はん、と綱吉は鼻で笑った。彼女も年を取った。顔には皺が刻まれて、短く切られた茶色の髪は、白髪がちらほらとみえる。眼鏡の奥にのぞく目だけが、爛々とした光を放つ。
百戦錬磨、ボスの顔をする。まだこの位置から降りることはできない。一時、ボンゴレを継いだ一人息子は娘を残して殺された。妻と一緒に、新興ファミリーにやられてしまった。隠居していたはずの綱吉が、またおんなじ地位に舞い戻った。綱吉は報復した。完膚無き迄に叩きのめして、つながるファミリーも潰した。そのあとしばらくは、綱吉こそが使い物にならなくなって、閉じこもっていた。出てきたときには、ぎらぎらとした目をしていた。
やさしい仮面を外してしまった。
「お嬢さんは、今いくつでしたっけ」
「12。でも俺は、あのこにここを継がせやしないよ。一辺しくじってしまったんだ。うまくいきやしないさ」
「おまけに、この世界をしりやしない」
「あの人がうまあく隠してくれたからね」
に、と笑う。惚気の始まりそうな気配に、骸はうんざりとした。
「意外なことです。雲雀君が、子供を育てるだなんて」
「アレで案外、世話好きだからね。それに血のつながった孫だ。可愛くて仕方ないんだろう」
かちりとジッポをつける。安物の煙草をくわえて、火を点けた。葉巻なんてものよりこっちのほうが性に合うらしい。リボーンには叱られるけどね、と笑う。
童顔で、若く見られ続けた彼女も、流石に年相応の顔をするようになった。
50を越えてしまった。彼女、結婚はしなかった。彼女も恋人も、そんなもの必要ないといった。
「ねぇ骸、俺は、未だ死んじゃあいけないけれど、死んでしまったほうがよかった気がするよ」
疲れた顔ではなかった。明るく、笑ってそんなことをいった。
彼女は今でもよく笑う。
「君が死んでたとしても、君たちの息子は殺されましたよ」
「そうだね」
恋人に似たと思う。感化されたのか。彼は彼女に似た。お互いに近くなった。
「ボンゴレ」
「何」
「つなよしくん」
「なんだい」
「‥‥‥あなた、しあわせですか」

彼女は、目をぱちくりとさせた。14の頃の面影が、ふ、と見えた。
笑った。

「幸せ、だよ」

骸は、唇を噛んだ。この顔は嫌いだった。
自分が彼女を手に入れていればこんな顔しなかったのか、と栓ないことを考えた。


不幸を飲み込んでしまって、幸せを腕のなかに彼女は沢山抱えていた。









ほんとにわけわからん。書いた本人が一番分からん。
にょつなでヒバツナ、教室で。













「ひばりさんのばーか」
唐突につぶやかれた一言に、黒川はぎょっとした。
「ちょ、沢田、あんたなにいってんのよ」
「ホントのこと」
ぶすり、と拗ねたような顔をして、不機嫌そうな声色を出す。慌ててきょろきょろと辺りを見回し、風紀委員が誰もいないのを確認し、ほっと息を吐く。それから、恨めしそうに、綱吉を睨んだ。
「ちょっとあんた、めったなこというんじゃないわよ。あんたが制裁を受けるのは勝手だけれどね、あたしまでとばっちりがきたらどうするの」
「でも、本当だもん」
黒川は、額に手をあてて、諦めたようなため息を吐いた。
「あんた……まったく、いつもは度胸なんてこれっぽっちもないくせに、妙なところで……」
「だって‥‥‥」
鼻声にぎょっとして、綱吉をみる。なんてこと。
「ちょ、何で泣くのよ!」
「雲雀さんのばかぁー!」
「ああ、もうまったく!」
ティッシュをとりだし鼻に当ててやる。綱吉は当てられたティッシュを掴むとうう、とうなった。
「俺の気持ちなんて考えないで、いっつも一方的で、信用してくれなくて、子供扱いで、いきなりキスするし、エロいし、かっこいいし美人だし大好きだばかー!」
「へぇ、そんなふうに思ってたの」

ピキッ

後ろから、低い声が聞こえてくる。少し、笑ってるみたいに震えて。
綱吉はぎりぎり、と後ろを振り向いた。
「ひ、ひ、ばりさ」
「さあ、応接室にいこうか」
「いやああああああああ!!」



綱吉が連れ去られたあと。残された黒川とクラスメイトたち。
ぼんやりと事態の把握に努める黒川は、こて、と首を傾げた。
いきなりあらわれた風紀委員長も、連れ去られた友人もとりあえず脇においておいて。
つまりは。

「痴話喧嘩?」









のろけかもしんないですね!
このあと当然のごとく綱吉君はいただかれます。上機嫌な雲雀様に。
ケータイに保存されてた。前後はちいとも考えてないよ!

あたりまえにヒバツナー。









い、 た

「雲雀さん!」
ホームの向かい側、携帯電話の画面を見つめて、雲雀恭弥が立っていた。ふ、と眉をあげ、顔をあげて、




ゴオオオオオ




上り電車に視界を遮られた。たくさんの人が乗り降りする電車は、向こう側のホームなんてみせてくれない。そのうち、下りも入ってきて、完璧に見えなくなる。やがて、2本の電車はホームを出ていき、向こう側には、誰もいなくなっていた。
ぐらり、と崩れ落ちそうになりたたらを踏む。微かな嗚咽が喉からこぼれた。
なくな、なくな、なくな。
泣いて、どうする!
今まで、すれ違っていたのは全部俺のせいで、避け始めたのは俺、会いたくて探したのも俺、自分の身勝手で、泣くな、よ、俺!
「ごめんなさい、ごめんなさい、雲雀さん、ごめんなさい。ごめんなさ…」



「なにに、あやまってるの?」
後ろからふわりと抱き寄せられる。
「ねえ、つなよし、きみは、」
雲雀さんに最後まで言わせずに、俺は彼に抱きついた。
「な、に、どうしたの」
「うそです、うそなんです、他に好きな人なんていません。ごめんなさい、俺雲雀さんにうそついた、傷つけた、ごめんなさい、ごめんなさい」
雲雀さんは、はあ、とため息を吐いたあと、俺を思い切り抱き締めかえした。
「う、わ」
「それくらい、わかってるよ。きみは、そんなに器用じゃないだろう。あのときだって、あんな顔をして、僕がわからないとでも思ったの。僕は、君の表面だけを見てきたわけじゃないんだよ」









綱吉は何で嘘を吐いたんだろう‥‥‥(えええええ)。
ヒバツナで綱吉片思い。









はあ、とため息を吐かれた。
「馬鹿だろう、君」
「・・・でしょうねぇ」
こと、あなたに関しては、とは言わないでおく。どうせ、ここまで頭がおかしかったのか、と思われるだけだから。
悠長にタバコをくわえたら嫌な顔をされた。まあ、この人タバコ嫌いだし。ジッポーで火を点ける。深く吸い込んで吐き出した。
「僕のことなんて放っておけばよかったんだよ、サワダツナヨシ」
「まあ、愛のせいですよ」
「ほんと馬鹿」
「ありがとうございます」
「誉めてないんだけど」
はは、と横隔膜をふるわせると、銃瘡が引きつれた。いたい、ていうレベルじゃない。
「っ、つぅ‥‥‥」
「‥‥‥やっぱり馬鹿だ」
苦虫をかみつぶしたような顔をして、まるであなたが怪我したみたいだ。
「医療班は呼んでおいた。おとなしくしてなよ」
「‥‥‥」
「ちょっと、なんで黙るの」
「えへへへへ、あ、雲雀さんがキスしてくれたらおとなしく‥‥‥」
「‥‥‥沢田?」
「ごめんなさい冗談です冗だ」
ん?
柔い感触、煙草はいつのまにか取り上げられていて、白い目蓋が見える。黒髪、す、と離れていく、彼は渋い顔をしていた。
「‥‥‥だから煙草なんて嫌いなんだ。にがい」
「ひばり、さ?」
「これでおとなしくしてるんだろう」
こくり、頷くと、彼はコートを翻した。
「残り、もらっていくよ」
呆然とするしかないまま仰向けに空を見上げて、煙草を取り出そうと探った。なかった。さっきのが、最後の一本だったらしい。手を放り出して、目を瞑った。
最後の煙草は、どこかへ行ってしまった。




現実逃避中です!ひゃっほう!
しょーとしょーと、にょひば、女装注意!







雲雀恭弥はうきうき、と恋人の姿を上から下まで眺め回した。
「うん、かわいい。他のどんな女子よりも可愛いよ」
「雲雀さん‥‥‥それちっともうれしくない‥‥‥」
セーラー服のスカートをひっぱって、なるべくながくながく、しようとしている。上から羽織ったアイボリーのカーディガンはながく、その指はちょこん、とみえているだけ。
お揃いの格好にご満悦、な女王様は、にまり、とした。
「本当に君、性別間違えて生まれてきたよね」
「ほっとけ!」
涙目な彼にちゅ、とキスをした。





ごめんなさい楽しかった‥‥‥!
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